開封するとすぐに酸化(劣化)してしまうコーヒー豆ですが、適切な保存方法を知っていればある程度の期間は美味しい状態で保存が可能です。
保存容器はそこまで高価なものを買う必要はなくて、100均で売っているものでも十分。
この記事では、コーヒー豆の「正しい」保存方法や100均で買える保存容器のおすすめを見ていきます。
コーヒー豆の保存容器の選び方を知りたい人にも必見ですよ。
目次
コーヒー豆の正しい保存方法
コーヒー豆を酸化(劣化)から守るには、正しい保存方法を知っておく必要があります。
コーヒー豆の保存には、開封後であれば密閉のうえ冷蔵もしくは冷凍保存が必要となります。
基本的に、コーヒー豆の保存には気温が20℃前後、湿度30%~40%程度が適しているとされています。
また、開封したコーヒー豆ですと劣化も早くなりますので、開封後はなるべく早く使い切るようにしましょう。
保存方法についてはこちらの記事でより詳しくご紹介しています。
コーヒー豆の保存容器の選び方
コーヒー豆の保存容器を選ぶうえで大切な条件を3つ挙げておきましょう。
密閉出来るかどうか
密閉することの理由として「匂い」が挙げられます。
コーヒー豆を冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合には一番大切な条件とも言えます。
コーヒー豆が消臭剤代わりに使われることもあるように、コーヒー豆の構造が匂いを吸収しやすい構造をしているため、冷蔵庫内の匂いを吸収してしまいます。
また、酸素に触れることも酸化を早める原因となりますので、コーヒー豆を保存するのは密閉出来る容器が望ましいですね。
防湿かどうか
湿気もコーヒー豆の酸化を促してしまう原因の1つ。
湿気を含んでしまうとせっかくの新鮮なコーヒー豆も劣化して美味しくなくなってしまいます。
市販のコーヒー豆やインスタントコーヒーの袋がアルミで出来ているのは、この湿気対策のためというのはご存知でしょうか?
コーヒーの焙煎元であればクラフト袋などに入れて販売するところもあります。
市販のコーヒー豆の袋にこちらのような穴が開いたシールが付いていますが、これはワンウェイバルブと言い、コーヒー豆から発生するガスを抜き、外気は入らないようにするためのものですので心配はありません。
光を遮られるかどうか
コーヒー豆の酸化の原因でもある光の遮断も大切な条件です。
多くの食品が「直射日光を避けて保存してください」という記載があるように、コーヒー豆も光には弱い性質を持っています。
そのため、もしも透明なガラスやプラスチック製の容器に入れるならば直射日光に当たらない工夫が必要です。
100均でおすすめのコーヒー豆保存容器
コーヒーショップなどで専用のカッコカワイイ容器を手に入れるのも一つですが、手ごろに買えるものも嬉しいですよね。
100均で買えるコーヒー豆の保存容器を5つチェックしましょう。
コーヒー缶(セリア)
コーヒー豆の保存容器として人気のあるコーヒー缶。
コーヒーショップでも取り扱いがありますが、100均でも引けを取らないくらいスタイリッシュなコーヒー缶がありますよ。
PETシンプルボトル(セリア)
プラスチック製で軽く、シンプルな見た目で飽きが来ません。
ねじ式の蓋でしっかり締まります。
アルミジッパーバッグ(ダイソー)
小分けにして今流行りのアウトドアにおすすめ。
もちろん、ご家庭での保存にもおすすめですよ。
ジャーポット(キャンドゥ)
こちらではポプリが入れられていますが、持ち手が付いていることからコーヒー豆の持ち運びにも便利。
ジャーポットは最近大人気商品なので、キャンドゥだけでなくセリアやダイソーなどの大手100均ショップで取り扱いが増えています。
ガラス瓶(セリア)
こちらは梅酒が入れられていますが、液体を入れても密閉出来るという証明にもなるガラス瓶。
この密閉力もコーヒー豆に向いていますよ。
ダイソーでの取り扱いもあります。
正しく保存して美味しいコーヒーを楽しもう
- コーヒー豆の正しい保存方法は、密閉して湿気や光・酸素から守ること。
- コーヒー豆の保存容器は、密閉出来るかどうか、防湿かどうか、光を遮られるかどうかという保存方法に合ったものを選ぶ。
風味や味の劣化を伴うコーヒー豆の酸化を防ぐために、適した保存容器があれば気軽にコーヒーが楽しめますね。
100均であれば手に取りやすいため、ギフトとして貰った場合でも気兼ねなく保存できますよ。
コーヒー豆の酸化がコーヒーの味の決め手にもなりますので、正しい保存方法でコーヒー豆を保存するようにしましょう。